相手を傷つけたくなくて飲み込んだ一言、あとで自分が苦しくなるやつ…あるあるです。日本文化の「調和」を大切にするほど、境界線(バウンダリー)は曖昧になりがち。まずは「言えない自分」を責めないところから。
言えない理由の多くは「嫌われたくない恐れ」と「完璧に伝えたい欲」。でも対話はライブ。完璧より、誠実さが伝わります。伝える目的は勝つことではなく、関係を健やかに保つこと。
英文例+訳
“I value our relationship, and I’d like to share how I felt about yesterday.”
― 私たちの関係を大切にしているから、昨日の件で私が感じたことを共有したいの。
“When the plan changed suddenly, I felt anxious. Next time, could we confirm earlier?”
― 予定が急に変わって、不安になったよ。次回は早めに確認できると助かるな。
ワーク(5分):紙に「事実/感情/願い」を3列で書く。
例)事実:開始時刻が30分遅れた|感情:焦り・不安|願い:変更は前日までに共有してほしい。
テンプレ(そのまま使える)
I value our relationship, and I'd like to share how I felt.
When [事実], I felt [感情]. Next time, could we [要望]?
(訳)私たちの関係を大切に思っているから、感じたことを共有したいの。
[事実]のとき、私は[感情]になったの。次回は[要望]にできるかな?
小さな正直さが、関係の大きな信頼に。必要なら、対話の台本(セリフ案)を一緒に作ろう。